派遣介護職の仕事は平日休み！

要介護者の身体介護を行います

平日休みの派遣社員として働きたい人は、「介護職」に注目してみましょう。介護職の仕事は要介護者のサポートが基本となります。まず最初に覚えたいのが「身体介護」に関することです。要介護者は、自分一人で生活をするのが困難です。そこで介護職の人が生活全般の様々な場面でサポートをすることになります。具体的な仕事内容としては、着替えのお手伝いや食事の補助、さらに入浴の介助から、排泄の補助など様々な仕事があります。手足が不自由で自力での歩行などが困難な人に対しては、歩行の補助やベッドから立ち上がる時に補助も必要になります。生活のほとんどの場面で補助が必要になりますし、ある程度の体力や腕力も必要になります。力の入れ方などを覚えると、女性でも十分に身体介護が務まります。

生活のサポートをします

要介護者は外出をして買い物をしたり、洗濯をしたりと生活に必要なことを単独で行うことができません。そこで「生活のサポート」も介護職の仕事のひとつになります。食事をするためには、食材の調達と調理が必要です。要介護者の代わりに介護職の人が買い物に行き食材を購入し調理も行います。
固いものが噛めない、飲み込むのが難しいという要介護者のために、食材を細かく刻んだり、軟らかく煮るなどの工夫も必要になります。洗濯をして整理整頓を行い部屋の掃除をするなど、家事と呼ばれることはほとんど行います。専門の介護施設で働く時は、調理師やクリーニング会社と施設が契約するケースが多いため、家事全般を行うわけではありません。訪問介護の場合は、要介護者の家族と相談して、場合によってはほとんどの仕事を担当することになります。

要介護者の心も大切にします

介護職の仕事は、要介護者の身体の世話をしたり、生活のサポートを行い直接的な面倒を見るだけではありません。要介護者の気持ちを考えたメンタルケアも行います。話し相手になったり、レクリエーションや楽しいイベントを企画したりします。また地域社会と積極的に交流するような企画を用意するのも大切な仕事です。要介護者の心の中もサポートするのが介護職の仕事です。

要介護者の家族の相談に乗り、介護職チームを率います

要介護者の家族は依頼者でもあり、一緒に介護をする仲間であります。家族から様々な介護に関する悩みや相談事が介護職の人に寄せられると思います。介護職の人がいない時にどのように介護を行っていけばよいか介護の方針を示したり、介護用具を使用する方法を指導する必要もあります。さらに立場が上になると、介護職のチームのマネジメントを行うことになります。チームリーダーとして、介護職のスタッフをまとめて士気向上を促し、足りないスキルの指導を行います。指導力や人間力がより試される立場になるでしょう。